「ジョーカー」がこの作品から多くの部分を参考にしてることを知らなかったので観てみた。
デニーロの没入っぷりが最高‼︎本気で楽しそうに、その役とその世界をどっぷり入り込んでいる感じがして、改めて彼を好きになった‼︎
作品としてもとても面白くて、果てしないほどの思い込みや、行き過ぎた信念の成れの果てが、コミカルで○。狂気なんだけれども、重々しくない全体の雰囲気が心地よい。たぶんデニーロの屈託のない笑顔がそうさせてるのかな?
ジョーカーとはとても似ている構造なのだけれども、その方向性は大きく違い、基準となる舞台をどう料理するかで全く異なる作品になる事の対比を感じられてよかった!
また、デニーロの今作とジョーカーでの役の立ち位置の違いも面白い。
とにかくデニーロはやっぱ最高ってこと!
さすがに誘拐はないけれど、側からみたら狂気じみてるほど執着し、イタい程ポジティブじゃないと、何か大きな事を成し遂げるというのは難しいものなのかなぁ〜