キング・オブ・コメディの作品情報・感想・評価

「キング・オブ・コメディ」に投稿された感想・評価

Otun

Otunの感想・評価

4.3
スコセッシ&デ・ニーロ作品。再見。初レビュー『キングオブコメディ』。

ちっとも関係ないのですが、ここで竹原ピストルさんの歌の歌詞を紹介させて下さい。

"綴りようのない切実を切実という。
綴れる程度の切実は切実とはいわない。
全ては、“切実”でしか変えることができない。
だから例えば、歌で世界を変えることはできない。
歌で人を変えることはできない。
世界を変えることができるのは、世界が抱く綴りようのない切実だけ。
人を変えることができるのは、人が抱く綴りようのない切実だけ"

何かを伝える、伝えたい、と思う事の本質はきっとそうゆう事なのかもしれない、と私は思うのです。
ただ、ここで注意したいのは「綴りようのない切実が、必ずしも人を変える訳ではない、世界を変える訳ではない」と言うこと。

上記を踏まえ、
今回も、想像力を働かせつつ、ドキドキしながら楽しませて頂きました。

誰だって、この映画の主人公パプキンたりうる。よね。
くま

くまの感想・評価

4.2
観直し!相変わらず不気味な作品。
やっぱりロバートデニーロはすごいなあ。

タクシードライバー的主人公がダンサーインザダークのノリを繰り広げてるかんじ。
ホラーじゃないけどずっと怖い。
鑑賞記録


夢と希望しかないし、
夢も希望もないわ
TheDude

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4.7
スコセッシとデニーロコンビ
有名人とそれに伴うサイコパスなファンを描いた作品

デニーロ演じる今作の主役のルパート・パプキンは売れないコメディアン
悲壮感からくる惨めさ、狂人感からくる恐怖
更には変人っぷりからくるユーモア
全てこのキャラに詰め込んであります
個人的にはタクシードライバーのトラヴィスよりも今作のデニーロのパフォーマンスの方が好きです👍

ルパートと同様に狂ってる女追っかけのマーシャ、この2人に狙われるジェリー。
サポーティング役もとても素晴らしいです‼️

エンディングは賛否両論ありそうだが私は好きです
ネタバレは避けますが、日本でも似たような事例がありました
我々視聴側のエンタメ業界へのモラルを再確認させられます
平田一

平田一の感想・評価

4.8
恐ろしくて一時停止を何度もしたけど、見入ってしまう。

人の話は全然聞かない、自分の良いとこだけアピール。自分を売り込むことに執心、相手の都合はお構い無し。人のことは言えないけれど社交性の欠如ぶりが、あまりにも生々しくて、終始怖さでいっぱいでした。

ただルバート・ハプキンには別の恐ろしさもあった。"自分もこうなる可能性がゼロじゃない"という怖さが。誇張してるのは承知のうえでも、なりたい自分になれないことへの抵抗感と焦燥感は、蓄積してくと狂気に繋がるスイッチへと早変わり。躊躇せずに次々実行していくことへの恐怖と興奮。スコセッシの映画はまだまだ見ていないのが沢山あるけど、ボク的には『タクシードライバー』以上の傑作だった。恐ろしく反面教師的な面でも必見だった。

デ・ニーロは流石すぎるし、ジェリー・ルイスは不運すぎるが、一番怖いと痛感したのはサンドラ・バーンハードだった。ストーカーの最凶レベルがMAX級にゾッとしたし、あんな女に付きまとわれたら、家に戻れないだろうなあ…特にディナーの席での彼女の半狂乱ぶりサイコすぎる。これだと『危険な情事』を見るのは、もっと先になるだろうなあ…

とにかく怖い。
ホラー映画の怖さが可愛く思えるぐらい。でも必見の映画なのはメチャクチャ納得しました!
ぎしお

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4.1
ロバートデニーロ大先生最高
タクシードライバーもそうだけど、なにも持たないモノの狂気がすごい
そして賢い、皮肉
ちゃろ

ちゃろの感想・評価

4.3
ブラックコメディ好きにはたまらない
Catman

Catmanの感想・評価

3.7
ネタバレ気味です。

スコセッシ×デニーロのサイコパスシリーズ。社会不適合者とか破滅型の主人公が多いスコセッシの映画、本作の主役は実に痛々しい中年オヤジのマジキチで、物語の展開にハラハラドキドキの娯楽要素も乏しいので観ていて辛くなる。最後のパートは、ハッキリとは語られませんが、パプキンの妄想でしょう。これがサクセスストーリーであるはずがない。そう考えると余計に哀しく切なく恐ろしい。スコセッシには珍しく108分と尺が短いのが救いです。
パプキン/Rupert Pupkinって名前の響きが面白いなぁと思いググッてみるとヒットするのはこの役名だけ。何か意味があるんだろうか。パプキンってなかなか覚えてもらえないクダリは面白かった。
音楽監督はスコセッシと仲良しロビー・ロバートソン。オープニングのレイ・チャールズから始まってエンディングのヴァン・モリソンまで、やっぱり劇中曲のチョイスが絶妙なんだよなぁ。中でもリック・オケイセックの起用は意外な気がしてちょっと嬉しかったな
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