キング・オブ・コメディの作品情報・感想・評価

「キング・オブ・コメディ」に投稿された感想・評価

壱木

壱木の感想・評価

4.0
最初はただのヤバいやつだと思ったけど、だんだんと不憫に思えてきた。
あらた

あらたの感想・評価

5.0
自己実現の願望とそれとはかけ離れた現実との矛盾は、映画の主要テーマの1つだろう。
多くの場合、一本の映画を通して主人公はその断絶に苦しみ傷つきながらも、願望か現実かのどちらかに着地点を見出していく。つまり、努力や周囲の助けによって願望を実現するか、自分の身の丈を知り肯定的に目の前の現実を生き直すかだ。そして、この選択を一般的に「主人公の成長」と言い、そこにドラマが生じていく。

本作の主人公、ルパート・パプキンも願望と現実が大きく乖離した人物だ。しかし、彼はどちらかに着地点を見出すということをしない。物語の進行に従い、狂的なまでに願望と現実の乖離を強めていきながら、ウルトラCで無理やり願望と現実を橋渡しすることで、自己実現を果たすのだ。
言うなればこれは、「成長しない」というドラマだ。

パプキンのウルトラCは人としての規範からは大きく逸脱した行為だが、クライマックスの彼は滑稽でありながら切なく、そして何よりも愛おしい存在として私の目に映った。
てるる

てるるの感想・評価

4.0
「ジョーカー」予告のロバート・デ・二ーロを見て久しぶりに観たくなって鑑賞。

妄想を暴走させたサイコパスが「コメディの王」を目指す。
最初は痛々しいけど人当たりの良いルパート・パプキンが、憧れの大物コメディアンと会話したことをきっかけにおかしくなっていく。

同じくデニーロが暴走する「ザ・ファン」とも違う種類の狂気。
これぞデニーロの真骨頂。

自宅でコメディアンの等身大パネルを並べて話したり、壁一面に貼られた観客の写真の前でトークする姿にゾッとする。
この時のデニーロを捉えるカメラワークも本当に上手い。

そして忘れちゃならないもう1人の狂気のストーカー女。
演じるサンドラ・バーンハードのデニーロに匹敵するサイコパス演技がヤバいです。

でもこの2人の演技が本当に凄いのは、狂気の中にも滑稽さとマヌケさを併せ持つところ。

2人がそれぞれがヤバい奴になった原因を口にするところは少し切ない。
当の本人たちは自覚ないだろけど。

「どん底でいるより、一夜の王になりたい」と願ったパプキン。
ラストのオチも秀逸。
あれは主人公の妄想なのか現実なのか。

デニーロ自身、「ジョーカー」での役はパプキンを意識しているそう。
「ジョーカー」に興味ある方はこちらもどうぞ。
犬

犬の感想・評価

3.6
キュー・カード

コメディアン志望の青年ルパートは、有名コメディアンのジェリーに接触し自分を売り込もうとするが全く相手にされない
そこでルパートは、ジェリーを誘拐し自らのテレビ出演を要求するが……

マーティン・スコセッシ監督&ロバート・デ・ニーロ主演によるブラックコメディ

憧れから狂気へ

妄想と現実が入り乱れる
ラストもどっちなのか

笑える感じあり

これぞブラックでした

デニーロの演技
セリフも印象的です
おもしろかったー怖いけど
satton

sattonの感想・評価

4.0
ロバートデニーロの狂気をはらんだ怪演に圧倒された。
ストーリーもすごく面白い。現実と妄想が入り混じり、ひたすら繰り返される自己中すぎる行動に、笑えるんだけど背筋が寒くなる。
ドン底でいるよりは、一夜の王になりたい…芸能の世界に憧れる人には、思わず頷いてしまう言葉なのかも。
Ty

Tyの感想・評価

3.5
もうちょっと一人妄想稽古みたかった
芸能界には狂気が必須?
「タクシー・ドライバー」と同じく当事者と傍観者との軸のズレの差の怖さを感じた。
nrm

nrmの感想・評価

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眉をあげて半目で手が騒がしい、
私のイメージするロバート・デ・ニーロを観ることができた。
タクシードライバーといい、若い時のスコセッシ作品はちょっと危ない主人公が好きだったのかな。
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