古いイタリア映画観る
イタリア伝統の米作に出稼ぎで働
きに来た女性達に宝石泥棒の情婦
混じりリーダー格と男の奪い合い
になるがの話
戦後間もないネオレアリズモの
名作ということで観る。
リーダー格に中年期にヴィスコンティや
パゾリーニ作に出演してるシルヴァーナ
・マンガーノ。グラマラスな如何にもイ
タリアの女優という感じでキャリア終盤
とはイメージ違うようでした
ネオリアリズムというと自転車盗まれた
り貧しい漁民だったりで負のオーラ思い
浮かべますが本作はエネルギッシュな女
性のオーラで出稼ぎ来るぐらいなので貧
しいだろうけど陽気な空気が漂うです
ただその陽気さがけっして面白いという
ほどでもなくその代わりに冒頭と終盤の
宝石泥棒が絡むシーンのサスペンス度が
かなり高く肉感的な女二人は魅せますけ
ど犯罪映画の印象強い。
この監督ハリウッドでノワールとか撮れ
ば面白いの作ったのではないでしょうか。
イタリアで撮ってるかもしれませんけど
出稼ぎ女と犯罪者と情婦の三角関係から
の悲劇で終わるのはやはり負ですかね