Linla

12人の怒れる男のLinlaのレビュー・感想・評価

12人の怒れる男(2007年製作の映画)
3.4
オリジナルをむか~し観て
えらく感動した覚えがあったが
もう内容も薄ら忘れてるので
又観ようと、、、
と、隣にリメイク版発見。
何ならこっち観てみよーって。

いんやぁー長いよ。ほんと。
人物描写が細かくて
だからこその長さではあるけど

ストーリーも
犯人とされる少年の生い立ちに
フォーカスされて結末に繋がるのだけど、
こちらは、ロシアとチェチェン
とのイザコザや、
陪審員のユダヤ人達との人種的な隔たりや、政治背景なんかが絡んでくるので
そのあたりに詳しい方には
より深く感じ入るものがあると思うー

ひとりひとりの考えが
一転二転するのが
それぞれの個性をもって細かく
描写されている。

ロシア映画とかロシア人て
馴染みが無いせいか、
オジサマ達のキャラが独特だー
ほんとは字幕で観た方が、
もっと独特感あったのかもだが

人が人を裁く時、果たして
公正な視点で判断できるのかと
思う。
やっぱり自分が生きてきた中で経験した事での考えになって
しまうんでは?
そういう個々の思いで
罪の見方も変わる、なんて事を
考えさせられた。

やっぱりオリジナルも
又、観たい。

H・フォンダだもの。
一族にジェーンもピーターも
ブリジッドもいるよ~の名優。
観比べが楽しめそうだ。
Linla

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