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食べて、祈って、恋をしてのひのレビュー・感想・評価

食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)
3.7
・イタリアのシーン大好きだった。ザ・イタリアな景色と美味しそうな食事と陽気な人々とBGMのオペラと、みているだけで嫌なこと忘れられる
「太るのはイヤだけど罪悪感とは別れることにしたの。このピザを平らげてサッカーを見る。明日はデートしてビッグサイズのジーンズを買う。」って吹っ切れたリズのセリフが最高
・退廃したアウグストゥス廟をみて「人は変化に備えるべきだと。破滅を恐れるあまり一緒に暮らすなんて最悪です」ってデイビットに別れを伝える場面、生ぬるい関係も続けられたはずなのにリズは何事も0か100かで考えてしまうんだね

・インドのシーンはリズの雑念を反映するかのようにだんだん静かになっていくのがいい。なにかを信仰することは、どれほど穏やかで心洗われる体験なんだろう

・バリのシーンは正味そんなに刺さらなかった。別れは何度でも辛いのに、それでも出会わずにはいられないのかなって思ってしまって。たぶんリズが旅を通して得た感覚やクトゥ・リエの言葉をわたしが完全に理解できていないからなんだろうな

・人生つまずいたら、とりあえず陽気な国へ旅しましょ
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