カフェポタリスト

電送人間のカフェポタリストのレビュー・感想・評価

電送人間(1960年製作の映画)
3.0
東宝怪奇空想科学シリーズ、所謂、変身人間シリーズ第三作。
後の傑作「マタンゴ」につながる「液体人間」「ガス人間」
「電送人間」とある変身人間シリーズの一篇。

この頃、公開されたアメリカ映画の「ハエ男の恐怖」を
下敷きにしたのだろうが、復讐譚としてあまり面白くない。
任侠映画スターになる前の鶴田浩二が主演、河津清三郎、
怪優天本英世まで出ているのに、どうしたことか。
本多猪四郎という監督の存在は、やはり大きいようだ。
それでも円谷英二の特撮による電送シーンだけは見処。