はる

リービング・ラスベガスのはるのネタバレレビュー・内容・結末

リービング・ラスベガス(1995年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

2020年1月 FILMAGA「アルコール依存の恐怖を描く映画」堂々の第4位

ニコラス・ケイジのアル中ぶりが見事でした。
身の回りのものをすべて換金してお酒を買い込み、死を迎える準備を整えている。
そんな彼に恋した娼婦サラがまた悲しい。
ふたりはどんな苦しみを抱えているのか気になりつつ、ただただ破滅に向かっている様子を見せられました。
かなり重い内容なのに不快感が残らないのはふたりの愛がキレイだったからだと思う。
サラのその後は心配だけど、、、

この題材になった小説は作家自身がアルコール依存症で、妻におくった半自叙伝にあたるそうです。映画化決定後に自殺をしたというから本物感がありますね。

今回はキャストにジュリアン・レノンの名前があったので録画をしました。 ジョン・レノンの息子と言う事で、一時話題になっていましたね。
名もないバーテンダー役のカメオ出演でした。
でも、そんな事より、本当にニコラス・ケイジが凄かったです。
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