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リービング・ラスベガスのRaRaRaのレビュー・感想・評価

リービング・ラスベガス(1995年製作の映画)
3.8
映画=夢だと考えている自分からすれば、なるほど映画と泥酔は相性がいいのかもしれない。

主役の二人ももちろんだけど、周りを囲む脇役も皆素晴らしい。

彼女に唾を吐きかけられたカジノの男の表情が素晴らしかった。ムカつくでも驚くでもなく、なんだか彼女のことを認めたような表情。印象に残った。

酒を飲む理由が最後まで示されないのも、わかりやすい因果関係に落とし込んでなくて良い。間違ったことに惹かれていく人々を描くこの物語にあってる。

欲を言えば最後に二人の生活していた場所とか酒のビンとかの無言のモンタージュとかあっても良かった気がする。ソナチネのラストみたいな感じで。
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