トトCINEMAライフ

イップ・マン 序章のトトCINEMAライフのレビュー・感想・評価

イップ・マン 序章(2008年製作の映画)
4.0
【令和】に変わったタイミングでシリーズ再投稿

我らがイップ師匠の伝説はここから始まった…

幼い頃からジャッキー・チェンのカンフー映画が大好きだった弟も、彼がハリウッドに行ってから作品やキャラに嘆いていた…自分もブルース・リーは良いが伝説として3作品をたまに見返す程度、ここ数年の香港映画の度を越したワイヤーアクション(人が平気で空を翔ぶ?!)には呆れて誰が出ていようが見る気がしなったが・・・

だが、この「イップ・マン序章」「葉問」「継承」三作は違った‼

ドニー・イェン演じる、ブルース・リーの師匠イップ・マンの柔らかい人格ながらも、実力は凄い、そしてそのハンドスピードやワイヤーアクションやSFX等の特殊映像のみに頼らない良い加減のアクションが心地良い…

多分、戦争に絡めた日本人俳優という事で濃い風貌もありオファーされたであろう池内博之は、今回が本格的なアクション初挑戦だったらしいが、そこはしっかり役者魂が伝わってくる👏

また、前述した気取らないイップ師匠の人柄を活かしたシンプルなストーリーが、まるで香港版「ロッキーシリーズ」のようで、自分も含め色んな映画ファンの方々が良い意味で大きく期待を裏切られ驚かされたようだ

ジャンルは全く違うが、期待値のハードルを思い切り下げといて想像以上に楽しめたというパターンは昨年のアレ👇

「カメラを止めるな!」をも思い出させた😏

この"怪作"は、今後も何度か見直して、また発見があったり、感想や印象が変われば加筆・編集予定としておこう😁

※ちなみに「外伝」等、ドニー・イェンが主演では無い派生作品の出来が良いかは分からない❓💦