ゆっけ

イップ・マン 序章のゆっけのレビュー・感想・評価

イップ・マン 序章(2008年製作の映画)
4.0
葉問(イップ・マン)とは、実在している人物で、
「葉問派詠春拳」という中国武術の宗師であり、ブルース・リーの師匠にあたる人で、世界的有名な武術家です。

力まず、視覚情報に頼らず、接触感覚で闘う、「無駄なことをしない」ミニマリスト顔負けのシンプル武術。よくあるような重いものを持ち上げたり、走ったりするような鍛錬ではなく、静かにトントントンと修行していく姿がなんとも神々しい。それだけに体得するのが難しいらしいです。

そんなドニー・イェン演じるイップ・マン先生の対決第1章がこちらの作品。

中国武術 VS 日本武道

日中戦争で、日本軍の侵略を受け、虐げられる中国の人々。
なんやかんやあって、日本の誇れる武道の一つ空手と詠春拳が闘うことになります。

三浦役の池内博之が本当にはまり役でかっこいい。それに対して、その横でべちゃくちゃ喋りまくる日本の軍兵がうざくて、悪役として倒してほしくなるんですよね。

家族や仲間を大切にするイップマン、好きです。
ゆっけ

ゆっけ