こんちゃん

星守る犬のこんちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

星守る犬(2011年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

最後に秋田犬のハッピーが、飼い主との楽しかった日々を思い出し、薄汚れた体でキャンプ場のバーベキューのところに出て行ってしまった。あまりにもかわいそう。突然大型犬が出てきたら、野犬と間違われて攻撃されてしまうこともわからないではないけれど、薪を投げつけられ右前脚と頭部に大怪我をして逃げ帰るシーンが、顔を背けてしまうほど見ていられなかった。すごく嫌だった。こんな残酷なシーンいるのかと思った。語りだけで、想像できるのに。撮影のために、痛い目にあったり怪我をしたりしたのだとしたら、こんな映画いらないと感じた。この場面はなくして欲しかった。
金を盗んだ子供は最悪。ろくな人間にならないだろう。
仕事も家庭も財産も無くし、病気がちの体と最愛の犬と最後まで旅を続けるのは、怖かっただろうなあ。西田敏行がコミカルなので本当は酷い話なのにまだ見ていられた。
色々な人と繋がりながら、救われなかった人と犬の話。