安堵霊タラコフスキー

フライングハイの安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

フライングハイ(1980年製作の映画)
4.6
エルマー・バーンスタインが音楽なのにジョーズの音楽でパロディやる冒頭から大丈夫なのかと思ったけど、飛行機や空港を使った大胆なギャグ描写の連続には引くことも屡だったとはいえ確かに面白くはあった。(オートパイロットを元気にする場面とか本当にひどくて笑える)

ブロードウェイの女王と呼ばれていたエセル・マーマンやカリームという名バスケ選手を使ってのおふざけとか(調べたらマイケル・ジョーダンやコビー・ブライアント以上に伝説的な人物でビビった)カメオ出演も中々に面白かったけど、結構凄い人たちでも今や調べないと凄さがわからないというのに少し哀しくなった。

1001の映画に選ばれていたからこの作品と裸の銃を持つ男を優先的に見たけど、監督三人組のZAZが関わったコメディは悔しいことに結構好みっぽいから他の作品も見てみることにしよう。

あと黒人俗語ってアメリカでもわかりにくい扱いだったらしいのはちょっと納得してしまった。