シネフィルmonk

黒衣の花嫁のシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

黒衣の花嫁(1968年製作の映画)
3.8
コーネル・ウールリッチの原作『黒衣の花嫁』の映画化。教会💒での結婚式の幸せの絶頂から花婿が銃弾に撃たれ、悲劇のどん底に突き落とされた花嫁が実行者らを探し出し復讐劇を実行していくサスペンス。

ヌーヴェル・ヴァーグのカメラマンで馴染み深いラウル・クタールの撮影により、トリュフォーの敬愛するヒッチコック映画さながらのテンポの良いカメラワーク、音楽もバーナード・ハーマンを起用し、ジャンヌ・モローの執拗に男に接近し、魅惑させた上で死にいたらしめるという美しさが光るトリュフォーの中でも異色の作品。DVDが見当たらないのでVHSでの鑑賞でした。
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