アンダーグラウンドのyayuyoのレビュー・感想・評価

久しぶりのクストリッツァ。
世界大戦、冷戦を経てユーゴスラビア内紛までを描いた作品。

いつものクストリッツァ節全開！で、ブラスバンドの演奏が鳴り響き、動物たちが駆け巡る。
クストリッツァの作品を見ると、いつも迸る生命のエネルギーを感じてしまう！
ユーモラスな演出がかえって物語の凄惨さを浮き彫りにしてして、それが哀しい。

当時のユーゴスラビア情勢をよく知らないまま鑑賞してしまったけれど、
それでも圧巻の迫力。
ラストのカタルシスと言ったらもう…。
ちゃんと歴史を勉強して、また見たい作品の１つ。

• #yayuyo2017