3時間の戦争映画
クストリッツァは初です
舞台は第二次大戦中のユーゴスラビア。
ナチスに侵攻され、焦る主人公のマルコは、周囲の人間に地下で武器を作らせる…
というが武器作りはほぼサブタイトルで、ほ…
始まりから終わりとその先までずっとノンストップの全力疾走。
喜劇悲劇コメディミュージカル戦争ロマンスファミリーアクションと、とにかく全ての要素でぎっしり満たされたシーンの展開に、ユーゴスラビアという…
構造が…素晴らしい!!
画もすごくいいし、ポップなシーンの中で戦争や謀略が繰り広げられてるのもいい!
最初30分ぐらいは好きじゃないかもと思ったけれど、観終わった今は演劇的な映画が好きな人は全員見る…
全編通して鳴り響く圧巻の音楽、エネルギー溢れる剥き出しの演技、壮大で濃密な脚本、どうやって撮ったんだという驚愕の撮影の連続。全要素が凄まじすぎる芸術の最高峰。オールタイムベスト級。究極の映画。映画館…
>>続きを読むものすごいものを見た。
シーン全てに怨念に近い熱情が伝わってくる。
駆り立てられるような陽気な音楽で物語は幕を閉じるけど、観終わった後に強く残るのはなんとも言えない虚無感。
歴史に疎すぎるので、…
本編もそうだが、監督のインタビューから伝わってくる本作品に対する熱量が凄まじい。それでいて冷静。映画に対する愛情と信念、批評的観点。制作は命を削っているようにみえる。自分の仕事に対するプライドと覚悟…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
空虚な後味。祖国が酷い内戦の末失くなる気持ちは想像もつかない。虚構の話の中で隣人の殺し合いだけは紛れもなく本当な事が際立って辛い。
ラストシーンのように、周りの余計な干渉を受けず 昔のことは忘れない…
ユーゴスラビア狂想曲。
凄まじい熱量と勢いで旧ユーゴスラビアの歴史を描いた映画。
「昔、ある所に国があった」
「この物語に終わりはない」
戦争で敗北しようと、祖国が解体されようと、国民の想いや…
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