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TUBE チューブのwasewaseのレビュー・感想・評価

TUBE チューブ(2003年製作の映画)
2.5
大ヒット作「シュリ 」の助監督、ペク・ウナクが5年の歳月を費やして完成させた地下鉄アクション映画です。

映画公開直前に、実際韓国の地下鉄で大惨事が起こってしまったため、公開が延期されたことでも話題になりました。

地下鉄を舞台にして、様々な人間模様と、大迫力の映像を、という発想は好きですけど、内容的には、若干頂けませんかな(苦笑)

色々な要素を作品の中で見せたい、という監督の気持ちはわかりますが、かえって焦点がぼけてしまった感は否めません。

主演のキム・ソックンの演技がいまひとつ、物足りない感がありましたが(アクションは結構頑張っていました。)、「子猫をお願い 」のペ・ドゥナはよかったですし、共演のパク・サンミンがまたいい味を出してましたね。

後、ソン・ビョンホ(「オアシス 」にも出演しています。)の熱い演技は印象的でした。いいですねー(笑)やっぱり爆破あり、銃撃あり、の大迫力でも役者の演技が一番重要なのですね。

結構リアリティーがあるかな、と思える作品ではありますね。残念ながら(苦笑)、もの凄くお勧めではないですけど、韓国映画にこんなジャンルもあるかな、って程度にお勧めです。


2003年製作/116分/韓国
原題:Tube
配給:松竹


評価:★★☆☆☆
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