J四郎

ポリスストーリー2/九龍の眼 クーロンズ・アイのJ四郎のレビュー・感想・評価

3.6
ポリス・ストーリーシリーズの二作目。
これって公開当時は続編って感じで宣伝してなかったと思う。実際に観てアレ?これは続きだったんかい?と驚いた記憶がある。

主人公だけじゃなくどの登場人物もどんだけ短絡的やねん!とツッコみたくなる暴れっぷりで、香港は相変らず無法地帯のようだ。
香港警察って簡単に辞めれるし復帰できる。なんてチョロい組織なんだ。

この映画は途中で撮り直したって聞いたことがある。そのため前作の敵が活躍する前半と新しい敵が登場する後半では支離滅裂な仕上がりになっている。因縁の相手の嫌がらせも後に怒りを爆発させる起爆剤やろな~?と思ってると中途半端なトコで路線変更。
なので前半と後半は別のものと割り切った方が良いのかも。

それでもアクションは児童公園での格闘シーンやクライマックスの戦いなどパワーアップはしている。絶対無事では済まない危ないスタントも多くあるし。注目点といえば火薬を大量投入でやたら爆発させたがる。今回のテーマは爆発なのか?

特に最後の相手、アパアパ野郎の足技はかなりスゴイ。
この人何者かいな?と前から思っていて、調べるとジャッキーのスタントチームの人だとか。
アクションは見どころが多いけど、トータルではやはり前作の方が面白かったですね。
J四郎

J四郎