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続・座頭市物語のマッサージ屋のレビュー・感想・評価

続・座頭市物語(1962年製作の映画)
3.0
大名黒田越前守への按摩の帰途に突如襲われる市(勝新太郎)。
狂人の殿様の事を世間に知られないようにする為の口封じだった。
しかし片腕の浪人・与四郎(若山富三郎)がそれらを蹴散らした。
市と与四郎は実の兄弟だった・・・。

勝新太郎版シリーズ第2作。
前作から1年後の話で市を想っていたタネとの再会や、前作で市が殺した平手の墓参りシーンがある正当な続編なんですね。

若山富三郎と勝新太郎の実生活でも兄弟である2人が共演という事なんですが…もうちょいその共演シーンが欲しかったところ。
ある女をめぐり仲違いして、サシの勝負もあるんですけどイマイチ迫力に欠ける。

ハイスピードな殺陣シーンはさすがなんですけど、そこももう少し欲しかったな〜。

前作の凄味でやや期待値高めにしてしまったかも(^_^;)