nanaco

俺は、君のためにこそ死ににいくのnanacoのレビュー・感想・評価

3.3
 永遠のゼロは特攻隊の一人にフォーカスしながら彼らのストーリーを濃く描いているものだが、この映画はより情景の細部にこだわって描かれていた印象が強かった。

 『靖国で会おう』このセリフは人生で初めて聞き、衝撃そのもの。彼らは何のために死んだのか。特攻隊で散った命を美しいという言葉にするべきなのか、愚行だと言い捨てるべきなのか。言葉を選びきれない自分がそこにいたと同時に、映画から学ぶことの尊さを感じた。
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