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人情紙風船のoのレビュー・感想・評価

人情紙風船(1937年製作の映画)
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現代にも通じる世知辛さがつらい。
毛利公に袖にされる虚しさを、いきなり表情を見せるのではなく、落とした文と足元のクローズアップで見せ、そこから表情、そして引きと段階的に見せる演出などが実に効果的。
ものかなしいラストは好みの分かれるところですが、自分は救いのある終わり方であってほしかった。
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