kakuko

人情紙風船のkakukoのレビュー・感想・評価

人情紙風船(1937年製作の映画)
3.7
長屋に住んでる老侍が首吊りしたということで、住人たちが「侍なら腹切ってんだよな」とか「こんな晴れの日に首吊りしなくても」とかクソリプまみれでウケた、昔から人はこうなんだな。
厄介者の成れの果てか。
毛利さんマジで嫌そう。
シンタはダメ男としての魅力に溢れているな、人は寄ってくる。
浪人の方はダメダメすぎて観てられない、妻に対して虚勢を張るの1番観てられない、最初は妻のためかなと思ってたけど自分の見栄のためっぽく写ってきた。
長屋の奥さん達から変な目で見られ出したらもう生きてはいけないよね。
ヤクザとか用心棒はこういうことしてたのね。
「薬屋でいつもの薬持ってきてもらいなさい」という合言葉。
長屋の住人達がワラワラ見物に来るところは愛らしいな。
お付きの人と白子屋のお嬢さんが雨宿りしてて、2人っきりなことが耐えきれなくてお付きの人走って逃げちゃって、お嬢さんが「意気地無し」って呟いたところはエモかったですね。
kakuko

kakuko