このレビューはネタバレを含みます
先日イギリス版を観たんだけど、あれに比べるとこっちのほうが芸術性が高いのかな…という気がする。
イギリス版はかなりコミカルに仕上がってたし、虫の造形もアニメっぽさがあったからなぁ。
でも、イギリス版のほうが虫の最後に切なさを感じた。
どんどん衰弱していく様子を視覚的に見せられてたせいかも。
この作品の、主人公をあえて虫の形にせず、俳優に虫っぽさを演じさせるという手法は斬新で面白いとは思うんだけど、なんだかコントを見てるみたいでちょっと違和感があった。
体は映さず(映すとしても触角とか足先だけにして)カメラを主人公の目線にして表現するほうがよかったのでは?
なんにしても相変わらず胸クソ悪いストーリーだな。
そもそもこの話自体があまり好きになれない。