パルクールな奴

ネバーランドのパルクールな奴のレビュー・感想・評価

ネバーランド(2004年製作の映画)
4.3
「たった30秒で君は大人になった」

劇作家バリー(ジョニー・デップ)がピーターパンのモデルとなった少年と出会い、その物語を完成させるまでを描いた作品。

ストーリーは実際に観て頂き、感動する所を話してはいけないのでこのくらいで。

ピーターパンにあまり触れる事も無く、作家の事も全然知らなかったのでバリーの世界観やどういう人かもこの映画を通して知りました。

キャストにも力が入っておりバリー役のジョニー・デップは劇作家ということでどんな場面もファンタジーに観れる豊かな感性や子供達や他の人達を優しく包み込むような演技だったのでとても安心して観れました。

ケイト・ウィンスレットは未亡人だけど4人の母親として常に笑顔で頑張る姿にはとても心を打たれ、息子達の中でも特にピーターの演技の上手さが素晴らしく最後のシーンは感動しました。

テーマも「子供が大人になる成長」や「自分のやりたい事をやれ」など前向きで作品の中にも沢山出ていたので背中を押された気分に浸れました。

感動作です( ; ; )