たけのこ

GANTZ: PERFECT ANSWERのたけのこのレビュー・感想・評価

GANTZ: PERFECT ANSWER(2011年製作の映画)
4.3
まさかの松山ケンイチが2人出てきちゃうという謎展開でびっくりした。
松山ケンイチのアクションが意外とかっこよくて惚れた。
そして、「人間はなぜ争うのか」という、GANTZの世界のみでなく、実際私たちが生きている世界でも当てはまる課題は奥が深いなぁと思った。
みんなGANTZの指示に従って戦っているけど、そこに自分の意思は反映されているのか。戦いたいと心の底から思っているのか。その戦いが誰かを傷つけ、誰かの愛する者をなくし、また自分の愛する者を傷つけるものだと分かっていたらどんな選択をするのか。戦争でいえば、ある国のトップと、また別の国のトップの関係が悪いというだけで、その国の住民たちもが兵士として戦うことになるけど、その兵士たちは本当に戦うことを望んでいるのか。また望んでいる人がいるとしても、望んでいない人の気持ちはどうなってしまうのか。平和を望む人間は存在するのだから。なんつって。
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