マルメラ

ひゃくはちのマルメラのレビュー・感想・評価

ひゃくはち(2008年製作の映画)
3.9

意外や意外。
かなり面白かった。

神奈川の強豪高校野球部の補欠の話。

この設定だけで他の作品との色分けができていて良い。
また原作者と監督の森義隆さんは、高校野球経験者。
特に原作者は桐蔭の野球部出身ということで、凄くリアルな描写が多いのだろう。
野球部ではなかったので、そこらへんのリアルさは分からないが。

そういう意味で、この映画は青春映画というだけでなく、職業モノの色合いもある。
強豪の高校野球部のリアルな側面を観れる。
屋上の洗濯機内に隠してあるタバコ。
休暇と呼ばれる帰省時期の合コン。
幹部部屋。
同じポジションを争う親友通し。
こういった知らなかったことを知れる。
それだけでお得な映画かと。

あくまでも観客席にいるかベンチにいるかの違いでしか無いのだが、これが強豪高の現実。
推薦組の圧倒的な力量の前では、レギュラーなんて夢物語なのだろう。

全体的に好印象なんですが。
たまに主役の男の子が演技下手だなと思ってしまう部分も。
さすがに市川由衣、高良健吾、中村蒼など顔も知られてる役者は安定の演技。
特に高良健吾は良かった!