キム・ギドグ監督の8本目の作品
南北軍事境界線近くの沿岸警備隊(=コーストガード)上等兵が北朝鮮スパイと誤って民間人を射殺してしまい、ある種のPTSDにかかってしまうといった物語
他作品と比べるとキム・ギドグ色は割りと薄めな印象
とは言っても海辺のトーテムポール的なヤツ、出刃包丁での散髪などキム・ギドグ印もチラホラと
南北問題がテーマなのもいかにもキム・ギドグ
同じ民族同士で殺し合うことの矛盾、不条理を描いた作品
チャン・ドンゴンのギラついた眼光
ユ・ヘジンが若い
『ブレス』のパク・チアはあい変わらず強烈なビジュアル