ゆいこ

がんばれ!ベアーズのゆいこのレビュー・感想・評価

がんばれ!ベアーズ(1976年製作の映画)
3.8
登場人物一人一人が、大の大人である監督も含めて皆未熟で、でもその人間臭さが愛おしくなる。
友達と呼ぶ程の仲じゃない、でもその相手が外野に貶されたら黙っていられない。
それはもう仲間の証だろう。
口汚く罵る捨て台詞までも、なぜだか良くやった!と褒めてあげたくなるようなラストシーン。
成長途中の彼らをまだまだ見守り続けていたくなる様なエンディングだった。
ペーパームーンで魅力全開だったテイタム・オニール、少し成長した彼女も、変わらず最高に愛らしい!
子ども達の成長物語に打たれ弱くなってしまった自分に、時の流れを感じた。
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