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散り行く花のpilotisのレビュー・感想・評価

散り行く花(1919年製作の映画)
3.5
こんなに美しい猫背見たことない!

塩田監督著「映画論」顔の講義より。
白い花役のリリアンギッシュと中国人青年の退廃的な美しさ!煙フスー
昔だから出来る人種差別や当時の風景、なんとも言えない映像の怖さがあるな。
「雨に唄えば」好きの割に初めてサイレント映画をちゃんと見た。音楽も素晴らしいし最後ハラハラした。

仏教布教を夢見てイギリスに来た中国人(俳優白人だけど)が、父親から虐待を受ける少女に恋をする。

死ぬ程の虐待を受けようが親権は父親で、現代でもなければ異国人で何の繋がりのない人間が彼女を助けられる事はなかっただろうし、中国人は出来ることをやってあげられたと思う。
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