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レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会うのpanpieのレビュー・感想・評価

3.6
前作でトップ10入りする程人気が出たのにその後落ちぶれてしまって腹も出て少しおじさんっぽくなったレニングラードカウボーイズ。
服装はメキシカンスタイルに変わったがトレードマークの髪型と靴はそのままだ。
焚き火を囲んで呑んだくれていると仕事の依頼が!


えー!
モーゼって!笑笑
そういう事?笑
彼の登場にはとても驚いたけど笑った。
やっぱり帰ってきたんだね。
だまし絵の様な立派な髭を蓄えて。笑


チョビリーゼントが少し伸びてたりカウボーイハットからリーゼントが出ていたりバスの中には箱入りの大量の玉ねぎがあったり、今作もニヤニヤさせていただいた。
モーゼが水上を歩くシーンには笑った。

CIA役のアンドレ・ウィルムって「希望のかなた」には出てなかったけどカウリスマキ監督作品の常連さんだったんだな。
彼の登場は面白かったけど。
それにしても新メンバーは歌が上手い!
でも私は前作のアコーディオン奏者の少し壊れていた彼が好きだったな。
新メンバーの楽器でギターの様なウッドベースの様なエイに似た形のでっかい楽器は何ていうんだろう。
初めて見た!


残念ながら私は前作を超えなかったなぁという感想です。
自由の女神の鼻や新メンバー登場などちょっと盛りだくさん過ぎて失速した感じ。
それなりに面白かったけど続編というより違う映画になってしまった。
さて次のカウリスマキ作品は何を観ようかな。
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