ベルトルッチの2作目でコミュニストの青年を巡る自伝的な映画とされている。そしていとも簡単にこちらを欺くようなカメラワーク、脆さを露呈する叔母のセリフ、ヌーヴェルヴァーグに近しいものを感じるが23歳に…
>>続きを読む【革命前夜を生きるしかない】
超簡単なあらすじは、コミュニストの若者がファムファタール(超絶美人の叔母でメンヘラ)に誘惑されるも、無力さ故にニヒルに陥る話。
言い換えれば、今を生きていたい欲望と、…
やはりベルトルッチという人は無邪気だ。影響を受けた作品からの参考を隠そうともせず、この手法によって近親相姦という叶わぬ恋が描かれる。
物語として破綻しているようにみえたとしてもそれが何だ、その破綻こ…
このレビューはネタバレを含みます
自伝的作品として、ベルトルッチの人間像をより知れる点では面白いのだが、そもそも自分はあまりベルトルッチと相性が良くなかったので、退屈であった。正直アドリアーナ・アスティの恐ろしいほどの美貌が無ければ…
>>続きを読む["僕にとってイデオロギーはバカンスだった"] 80点
"革命前夜"という映画が後の五月革命に影響を与え、映画そのものを"革命前夜"にしてしまったという奇妙な経歴の作品。所謂"ブルジョワ的共産主義…
作品としては暗殺の森、とかオペラの方が面白かった気がするが、これは違った魅力的がありかなり好き。
自伝的要素もあるからかもしれないが、少しベルトルッチに近づけた感がある。
とてもAddioな映画で…
1964年 🇮🇹映画 モノクロ作品。
二夜連続でベルトリッチ初期作を。
ベルトリッチ監督2作目。
音楽を手掛けるのは、先頃 天国へと旅立ったエンニオ・モリコーネ。
前作「殺し」に比べるとやや…