恋愛映画なんだけど、それより写真って面白いよねーってなる映画。
同じ景色見てるはずなのに、撮る人によって切り取る場所が全然変わってくる。
それが分かりやすく映像化されてて興味深いです。
静流が新人賞撮った時の雑誌にちゃっかり堤幸彦も載ってて、堤さんの映画って細部まで面白いよね。
松田龍平×広末涼子="この世界から数センチ浮いて生きてそう"な空気感の2人が醸し出す世界が好きでした。
今にも消えてしまいそうな透明っぽい不思議な感じ。良き。
それに対して小池栄子のずっしり地に足つけてる感じがこの映画の雰囲気を壊してしまってるような気がしてならなかった。
あの戦闘シーン必要だったかな？
ラストの展開持っていくために他の方法なかった？
小池栄子のくだりがあるから-0.6します。
写真や映像って面白いと感じるのはこちらですが、純粋に感動して泣きたいなら「ただ、君を愛してる」をオススメします。※こちらが原作。
