TTKKと1のDC版でも思ったがブラッティ監督は改めて小説家なんだなあと。このゾッとする見せ方はこの人じゃないと作れない。エクストリームに逃げず、真っ向からホラーと向き合う描き方は本当に素晴らしい。
物質的に見る仕事で生きる者が直面する絶対的に抗えないモノに屈服せざるを得ない悲しいラストの攻防と、その先にある善の希望によりブラッティ監督の作家性が伝わる。
肉体と精神両方から逃げたとしても邪悪な存在から逃れることはできない。逃げる相手ほど奴らは喜んで捕まえにくるのだから。勝ち目はないかもしれないが、立ち向かわなければ。
Blu-ray買ってよかったよ…🥲
フリードキンから始まりブアマン、ブラッティ、そしてポールシュレイダーまで監督してるなんて、本当とんでもないシリーズだ(レニーハーリンも好きだけどねw)
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20210202-