Pernettya

キャンディのPernettyaのネタバレレビュー・内容・結末

キャンディ(2006年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

救いようのない薬物依存のダメ男ダンにより彼女のキャンディも同じ道に。

天国・地上・地獄の3段階で描かれているが天国の部分の2人は本当に美しい。

妊娠した事をきっかけに薬物依存を克服しようとするが1日・2日・3日と経つとやはり禁断症状が。もがき苦しむ様は本当に地獄絵のようだった。

ドラッグのせいで子供が死産すると2人の間はギクシャクしキャンディは精神的におかしくなり入院。

ラストのキャンディは退院してなんだか少し清々しい表情に見えた。そしてキャンディが去った後ダンがコップ一杯の水を飲む。最後に飲んだその水の味はどんなだっただろうか。

「すべては儚いものだから」という劇中の言葉があったが、ヒースレジャーが睡眠薬や処方薬の併用摂取により亡くなった事を思うととても考え深いものがり、観ていてとても辛かったです。
Pernettya

Pernettya