「この世には、愛が満ちあふれている」
クリスマスシーズン。結婚した友人の妻に想いを寄せる男性。
年若い妻に先立たれ、義息子のことが心配なパパ。スタンドイン俳優の男女。
若くしてその地位に立つ。英国首相の男と、周りの女性スタッフ。
デザイン会社に務める男と、その男性に恋をしている同僚女性。
妻も子どももいるが、部下の女性に誘惑される男性。
愛している女性と兄弟が男女関係だったことを知り、独り身に戻った作家。
複数の物語が、クリスマスの日、ある場所に集まる―――。
何度見ても好きな作品。
最初見たとき、ヒュー・グラントの首相カップルと、キーラ・ナイトレイの三角関係が印象に残っていた。
しかし時間を経ると、印象に残るストーリーが増えた。
デイヴィッド首相の妹で、ミアという部下から誘惑されている夫を持つカレンの気持ち。
ミスター・ビーンが二組の物語に憎めないキャラで出演しているのがさらに良い。
全体的にイギリス／アメリカの共作というわりには、イギリス感が強め。
