スローモーション男

椿三十郎のスローモーション男のレビュー・感想・評価

椿三十郎(1962年製作の映画)
3.7
 「用心棒」の続編にあたる作品。

殿方の汚職事件を巡って9人の若侍と浪人椿三十郎が知恵と殺陣で暴いていく。

黒澤明の作品では一番コミカルで笑える。三船敏郎のカッコよさに痺れます!
加山雄三や田中邦衛が若侍役で出ています。

そしてなんといっても見所はラストの仲代達矢の血しぶきブッシャーのシーン。
全世界に影響を与え今日のバイオレンスの原点であるシーンです。

面白いですが、「用心棒」のほうが好きなのでそんなにハマらなかったです。
そして、三十郎が40人ちかくを叩き斬る有名なシーン。あれ生理的に無理です…。
正直、黒澤作品でワースト。