ロイバッティ

椿三十郎のロイバッティのネタバレレビュー・内容・結末

椿三十郎(1962年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

スリリングな時代劇。
塀の一つ向こうに敵の本陣がある状況、心理戦、おとり捜査。
それでいて殺陣は用心棒より多い。

三十郎も室戸も同じ刀を抜かずにはいられない人間。
お人好しだからこそ人を斬ることから逃れられない悲哀を黙って背負う三十郎かっこいい。


・計算された人の配置、動き、タイミング
・ツンデレの走り
・一匹狼のヒーロー像
・捕まえた敵の家来が意見を述べたあと自ら押し入れに戻っていくの爆笑。
・騎馬隊を三船の背中越しにローアングルでみせるところ、騎馬がとても大きく恐ろしく見える。この戦力を持つ相手陣営に一人で乗り込む三十郎の勇敢さを引き立たせる。