骨折り損

椿三十郎の骨折り損のレビュー・感想・評価

椿三十郎(1962年製作の映画)
3.9
十人だ。

三船敏郎かっこよすぎ...。

今作はオープニングのテンポの速さで一気に話に引き込まれた。

用心棒よりも目的や人間関係がシンプルな分、序盤からわかりやすく話を追うことができた。

お笑い要素が強かったのも話に緩急をつけていて楽しめた。50年前の作品なのに今っぽい間の取り方や台詞での笑いがあって驚いた。

小さなことだが、刀で人を切る時の音にリアリティがないのは少し気になった。

90分で綺麗にまとまっていて、いい意味で気軽に見れる良質な娯楽作。
骨折り損

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