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椿三十郎のTSのレビュー・感想・評価

椿三十郎(1962年製作の映画)
3.1
短文感想 71点
黒澤明映画の中では珍しく個人的には微妙でした。『用心棒』の続編に位置付けられている今作ですが、やはり『用心棒』のインパクトには勝てない。最後の仲代達矢が血を吹き出す箇所は後世の時代劇モノの模範となった模様。ただしこの手法は『用心棒』でも使用されていたため、これ発祥とは言えないようです。三船敏郎は安定の演技でしたが、物語に膨らみはあまりなかったかなあという印象です。でも不思議と、黒澤明の作品は、見ていたら落ち着きますね。
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