「どら平太」観てたら、どうしても観たくなって、一昨年の大晦日に録画してたやつを引っ張り出して鑑賞。
やはり面白い映画は、何回観ても面白いですねー(^^)/
大ピンチに次ぐ絶体絶命に次ぐ四面楚歌に次ぐ田中邦衛に次ぐ、とにかく常に大ピンチｗ
そこを、食えない男椿三十郎が、相手の底を見透かすような分析と、心理をついた大法螺と、鬼のような腕っぷしで切り開いていく超痛快娯楽時代劇映画ｗ
椿三十郎、城代の奥方、城代、どこか超然とした人達に、なにやら一幅の宗教画を見せられてるような趣き。
そして凡人代表、室戸（仲代達也）には同情を。
住んでる世界がまるで違う人たちを一つの世界に見事にまとめあげた曼陀羅絵図のような映画ｗ
事の善悪とか、もうどうでもよくなって、椿と室戸のドラマに圧倒されてましたー。
やっぱ傑作ｗ
こういう強い男の映画を、もっと観たいなぁ。
(´-`).oO(邦画に関わる人達は、
黒澤明に挑戦するべきじゃないのかなぁ。
こんな見事な教科書があるっていうのに）
