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椿三十郎のkoyamaxのレビュー・感想・評価

椿三十郎(1962年製作の映画)
3.3
用心棒の外伝的な本作品。

用心棒のダイナミズムは抑えめ
若侍とのコミカルなやり取りが中心に据えられてます。

個人的には、
黒澤作品の異常な密度や市井の人の有象無象の表現はすきなんですが、
三十郎が出るからには若侍とのわちゃわちゃ感より一人で立ち回る感じが良いかなと思いました。

若侍たちが出る内容ならば、彼らに最後いい所を持っていって欲しかったですね。

有名過ぎるラストの果たし合い
何回見ても早くてよくわからないのですが
抜刀は編集を入れていないんでしょうかね?
左手で柄をつかんだ後どうなってるのか、、。
鞘から長い刀身を抜ききって切るのはかなり至難だとおもうんですが、実際はどうなんでしょうか。。?
いずれにせよ凄い早業感です。
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