「サヤがない。切れすぎです。」
滑り込みで黒澤明作品マラソン終了。(全然走り切れなかった)
三船敏郎氏は用心棒だったけど、仲代達矢は前作と全然違かった。女性陣と男性陣(9人もいるかな?)の温度差が…
このレビューはネタバレを含みます
「用心棒」はリアリティよりもひたすらエンタメとしての面白さを追求した娯楽大作だったが、本作はそこへさらにユーモアやほのぼのとした要素なども盛り込んで娯楽性はさらに増しており、とにかく練りに練られた脚…
>>続きを読む面白かった。カッコいいだけでなく、コメディ要素もふんだんに入ってて、所々笑えた。
奥方の笑っちゃうまでに平和ボケした態度。それでも、「本当に良い刀は鞘に入っている」というセリフを始め、間違いなくこの…
見ようと思っているうちに、見ようと思った理由を忘れたシリーズです。
なんで見ようと思ったんだっけかなーって言ってる間に面白さにハマってた。
なぜ9人の侍が必要だったか、画面をみてパッとわかるのがす…
三十郎のふらっとやって来る最強の助っ人感はやはりたまらなくカッコいい。用心棒以上にパワーアップした三船敏郎の殺陣の圧倒的革新性に思わず感嘆のため息を漏らしてしまう。伝説的な二十人斬り、ここでも対峙す…
>>続きを読む『用心棒』の続編にあたる作品。今作はなんと三船敏郎演ずる三十郎が青い若侍達の”先生”のような立ち回りをする。
青臭く、突発的に動こうとする若侍達を三十郎が諫めて新しい策を教える、の繰り返しだが永遠…
暗く無骨な「用心棒」に対して明るく笑える「椿三十郎」、自分はストレートにこっちの方が好き かっこよさに痺れ、ドキドキする展開、大笑いできるシーンも、じーんとくるシーンも全部が詰まってる マジで面白か…
>>続きを読む大筋はシンプル。トリックも現代劇に比べるとかなりシンプル。
現在であっても特筆すべきはそのキャラクター造形で、それは個々のキャラクターがユニークというよりも、掛け合いの妙であろう。
若侍(若大将と…