水のまち

狂った夜の水のまちのレビュー・感想・評価

狂った夜(1959年製作の映画)
4.2
幸せを買う、金。娼婦と娼婦が道路を挟み、罵り合いながら距離を縮める。生きる現実を知ったこの街に、負けを認める者などはいない。貧乏人を嘲笑う世界に勝つ為には、狂ったと言われようが、手段を選んではいられなかった。醜態をCOOLに収める画力と、夜が深まるスピード感。やっぱりビッグバンドのいる店は、格が違う。
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