Rena

桃色の店/街角 桃色の店のRenaのレビュー・感想・評価

桃色の店/街角 桃色の店(1940年製作の映画)
3.7
ジェームズ・スチュワートが若すぎて、見慣れるまでちょっと時間がかかってしまった(笑)
舞台や設定は少し異なりますが『 ユー・ガット・メール 』のオリジナル作品です。
"すれ違い" はロマンチック・コメディの王道かもしれないですが、やっぱりいいですね。

ストーリーは、主人公 クラリック ( ジェームズ・スチュワート ) が働くブダペストにある雑貨店 "マトゥチェック商会" で起こる出来事、そしてそこの従業員を軸に進行していくのですが、それぞれの個性がおもしろく、それらを生かしたテンポよい饒舌な会話やウィットは、感心してしまうほど。

従業員全員に触れたいところですが…
割愛しても、小間使いのぺピは外せないですね。吹き出しそうになったシーンもいくつか(笑) 身近にいたら、三度見くらいしてしまいそうな勢いのあの変わりようは、本当スゴかった!!
そして、クラリックの同僚で親友でもあるピロヴィッチの優しさ・粋なはからいをはじめ、ところどころで挿入される心温まるエピソードが沁み入ります。

厚手のコートが必要な時季
そして、クリスマスシーズンに観たくなる作品がまた一つ増えました。
痛快なシーンも見物です!!
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