みー

テルマ&ルイーズのみーのレビュー・感想・評価

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)
3.0
今回初めて鑑賞。
女の友情と、引き返せないプライドや意地をうまーく絡ませた作品でした。

前半部のレイプ未遂の描写の生々しさよ…。その後も懲りないテルマのトラブルメーカーっぷり。
ルイーズには激しく同情しました。
でも、テルマもクソ亭主にあれだけ抑圧されてたら、そら自由にアバンチュールしたくなっちゃうか〜!

…とまあ色々あった分、逃亡中の2人の心理とか緊迫感はしっかりと伝わってきました。

激渋ハーヴェイ・カイテルの優しい存在は救い。
でもそれすら、もう信用ならねー!と突っぱねる2人。
うんそりゃそうだ。
好きにしなはれ〜!

後半の、テルマの吹っ切れ感と爆破シーンは良かったなぁ〜。

そしてラストは脳裏に焼きついちゃってもう、衝撃的。
「見たれや〜っ!」とスカッとするような、「どうして…」と、モヤモヤするような。

こういうのが、アメリカンニューシネマ的…というのですね…?

原点の代表作を観ていきたくなりました。

ちなみにブラピはやっぱりイケメンだけど、カウボーイ姿に違和感を感じたのは私だけでしょうか(笑)
というかこの映画全体が80年代の香りが強く、好みとは少し違ったかなー。

でも人気の名作ということで、観て良かったです!
みー

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