テルマ&ルイーズの作品情報・感想・評価

上映館(29館)

「テルマ&ルイーズ」に投稿された感想・評価

痛快。もう好き、としか言いようがない。
すごいな、リドスコ、28年も前にこんな映画を撮っていたなんて。最高だった、最後を除いて…。こんな素晴らしいバディームービーがあったことを今まで知らなかったなんて不覚だ…。最高の二人だよ。でも、当時観ていたとして、この自分より年上でずっと大人で魅力的な、アメリカ労働者階級の中年白人女性(と言い切るにはジーナ・デイヴィス35歳は若いけれど)二人にどこまで共感出来ただろうか?という疑問も持つ。

アカデミー脚本賞を受賞したカーリ・クーリは当然女性。公開当時33歳。この脚本は女性にしか書けないし、この映画の気持ちよさを本当にわかるのもおそらく女性だけではないかと思う。だから、作品賞を獲ってもおかしくないくらいの傑作なのにノミネートすらされていないのでは。(この年は『羊たちの沈黙』があったので受賞は無理だったにせよ。)そのせいもあってか、かつてはブラピの出ている小品程度のイメージしか持っていなかった。

最初はアメリカのどこにでもいそうな中年に足を踏み入れた女二人にしか見えないのに、どんどんカッコよくなっていくテルマとルイーズ。大御所のイメージのあるスーザン・サランドン、当時45歳。ジーナ・デイヴィスは庶民的なアメリカのジュリエット・ビノシュという感じ、スタイル超抜群。二人とも出演作品のことはほとんど知らないのにとても有名で、それが何故かイマイチよくわからなかったのだが、こんな伝説的な映画にW主演していたと知ってやっと腑に落ちた。

ブラピ27歳、クリヘム味ある。こんなにお笑い枠がハマる俳優だったとは知らなかった。細っこさといいフニャフニャした話し方といい、マッチョ味皆無。何なら鎧を着ないヒュー・グラント路線で行った方がよかったのでは?クリヘムと違って着ぐるみみたいな余計な筋肉がついていない見事な身体は "持ってる感"ある。さすがスターだ。

それにしても、最初の方で、テルマの家の中が映し出された瞬間あたりから、これは…と思わせられたこの映画力は何なんだろう?そして、あまりにも有名なせいで凡庸にすら感じるアメリカ西部の景勝地の風景や、映画で何度も見過ぎたために退屈とも言える、真っ直ぐな道路がだだっ広い平原を貫いて走る風景が、この映画では蒼く鮮烈な映像として立ち現れるのはどういう訳なのだろう?リドリー・スコットの映画は『エイリアン』の他に3本くらいしか観てないが、伊達に名のある監督じゃないと恐れ入った。

ジーナ・デイヴィスが犬の真似をするシーンと、ダリルに電話をかけるシーンすごく受けた。
この映画途中まではいっぱいのしんどい思いをしてきた女の人たちに希望与える話やったんじゃないかな、でも最後の最後にぶん殴られて消えた。

これがもし実在する話で、全てがニュースで報道されたら立ち上がる女の人はたくさんいそう。

特にこの古い時代で、2人がくだらん男たちに対して強くあってなんて夢のある映画なんやろうって終盤までみてた。

早くこの映画出会いたかったって思ってたけど、
やっと大声で自由を叫べるのに、捕まるか、崖に飛び込むかの二択しかない終わり方が大好きな映画になりそうやったのに大嫌いになった。
結局自由になるには死ぬしかなくって、ラストまで希望を持たせられたのに突き落とされた気持ちになった。
崖から飛び降りた後に大笑いしながら車を走らせてほしかった。生きている描写がほしかった。

一人で映画館出ても涙止まらんかった
ふ

ふの感想・評価

4.3
女子やってるみんな強く生きようね
ぱすた

ぱすたの感想・評価

3.8
テルマの自由奔放さに嫌気が差す部分が多くありましたが、精神ギリギリになったシーンであまりにも強気で笑った。
お前のその根性どこから出てくるのだって感じが(笑)
ルイーズは恋人の手前では一歩引いてしまう、実はテルマよりも乙女なのではないかと感じた。
性差する訳ではないけど、女性性を侮辱されるのは腹立つよね。

ブラピがめちゃくちゃカッコよくて、中身がクズだと分かっていてもあれはどんな人でも惚れるやつ…。
ラストシーンはバチバチにキマっていて、これが映画の醍醐味だよな!と何か誇らしくなりました。
常にテンポ感が良く、見ていて飽きなかったです!面白かった!
劇場にて観賞

JDことブラピの美貌が眩しすぎて…
友達から相棒へと変わるのが好きでした。
ジョークも面白かった笑
午前10時の映画祭で。
タイトルは知ってるのにどんな映画かも全く知らなかった。

撮り方好き。

テーマの女性の人権に関する所が良い。
テキサスでの過去の事件で傷ついてるルイーズ。どんどん強く綺麗になって行く二人が見ててすがすがしい。
テルマの旦那はほんとにすざましく嫌な奴。でも実際にこんな旦那居そう。
ルイーズのパートナーは素敵。強くて優しい。人間らしさが出てて(どうして別れるのか詰め寄る所とか)こちらも実際に居そうなタイプ。

一番スカッとして印象的だったのが、舌をペロペロする下品なトラックドライバーをしとめる爆発シーン。これ、アメリカの広大な土地だから出来る技、スケールがデカイ!謝らない男は大嫌い!!特に女性を下に見る様な発言、下品なのは更に最低。そもそも最初の妻子持ちなのにパブでテルマを引っ掛けてレイプしようとした遊び男がした事や発言は最低中の最低。女を人間とは思ってない道具発言、そして男が上だと思ってる。殺されて当然、改心なんかしないと思われる人物像、殺人は良くないけど、殺されるに値するクズ野郎と思った。妻も子供も保険金貰ってこのクズ父居ない方がいい位だね。

この映画、女性に味方の映画。
もしかしてこの頃のアメリカは女性が差別まだまだされてた時代だったのかな?
だからこそ、監督は女性に味方の映画を作った。

最期は残念な最期になってしまったけど、何か爽快感の有る映画だった。

二人サイドに立ってた警官がとてもハートフルで良かった。

二人とも素敵でカッコいい女性だったのと、この性格が全然違うけどとても仲良しな親友の関係性が素敵たった。

ブラピが登場するんだけど、なんか喋り方が知ってるブラピと違っててこの時は思いっきり声を詰まらせた喋り方?籠らせた感じの喋り方というのか、なんか変だった。声質わざと変えてたのかな?と感じた。

しかし爆発シーンと最後の前に進む!の車が飛んで行くのを途中止めて終わる感じ、カッコいーーー。

また直ぐ観たくなってしまう映画でした。
過去鑑賞
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