Rosso

きみに読む物語のRossoのレビュー・感想・評価

きみに読む物語(2004年製作の映画)
3.0
軒並みレビューを拝見すると女性陣には極めて高評価なようですが、、、
これが理想の恋愛なのか...となんだかね、大変申し上げにくいが共感するのが難しいな〜〜〜

この映画の上手いポイントは、
結局のところお互い愛し合っていても、当人の意思ではどうにもできない周辺の環境や出来事、行動で、人生選択肢がビュンビュン変わりかねないこと。
その示唆は感じ取れました。
もしあの時◯◯なら、の連続なんだよね。人生は。

ライアン・ゴズリングのもの寂しげな表情はピカイチだった、上手かった。
しかしノアよ、本当にアニーに捧げて良かったんか?
なんかアニーを好きになれない。
エンドも結局、ノアがアニーを好きすぎる という前提がないと、
人生悔いなし とはならねえだろ。

んでもってこの映画では、なぜかその前提ありきで展開されるから、 え?なんでアニー?どこがええんや... となってしまうと
もうもうもうエラー起こすよね、そうだよね。
随所随所で人としてええんか?という殺意ポイントをどんどん加点してたと思うんですが、そこはいいんすかね、ノアくん。

まあ観る人の主観によって大きく左右されるやろ。
ただお互い一途だった とは僕は思えないね。
100歩譲ってノアは秒速のタカキくんのように、その節はあったかもわからん。
しかしアニー、お前はダメだろ。
(アニー批判しかしないの本当に申し訳ないが、だって理解に苦しむんだもの)

世の中の女の子がみんなアニーに共感して、アニーのようになるのであれば、僕は喜んで独身ルートでフィニッシュします。
Rosso

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