この手の作品の作りはやはり面白く、しっかりとミットポイントで、彼女と彼の今がリンクする作りはさすがだと思った。
しかし、病気を題材にするなら、そちらだけでも作品化している作品はあり、全体としてどちらにも振り切れていない中途半端な作品に見えてしまった。
思ったよりも構成主義の作品。
それは過去と現在の状況のリンクにもつながっており、構成力が光る一本
ラストはあれで良いのか賛否分かれると思うが、個人的には、パートナーが亡くなった後も思い続ける行為こそが尊いと感じるので、
作者の押し付けがましく、あまり好きなラストでは無い