独立愚連隊西への作品情報・感想・評価・動画配信

「独立愚連隊西へ」に投稿された感想・評価

穴だらけの軍旗を巡って命をかけることは滑稽だけれど、それを分かって生きている彼らの姿は爽快だ。
efn

efnの感想・評価

4.1
 モチーフの置換が面白い。軍使の白旗代わりに越中を掲げ、腹巻きの代わりに軍旗を巻く。営門をくぐってはじめて挨拶するのは慰安所で、投獄された彼らを解放するのは偽参謀。権威を生活に、軍規を虚構に代替してすべてを煙に巻くような物語のつくりになっている。
 あと編集がとてつもなくうまい。まるで拍子を取るかのように「ズバリ」「責任を(持つ)」といった端的な台詞でカット、胴体振り向き様にもまたカット、敬礼の右手上げ動作に合わせてマッチカット、場面を上げだせばきりがない。他にも動作や構図の一致、ショットをまたいで台詞をつなぐといった技巧が凝らされ、すべてが有機的につながっている。(ブラックアウトもインポジションも使ってない)至福の107分だった。
傑作!!!
AmonHyodo

AmonHyodoの感想・評価

3.1
初めてこういうの見た。
物語への理解は現代人には感覚的な部分で難しい…が、美術への物珍しさでトントンな気がする。

コメディシーンは、実写映画というよひアニメ的な印象が強く、おもしろい
撮り方は素晴らしいが、テンポは昔の映画って感じで馴染みがない。

参考にしたい部分はすごく多いが、人に勧めたいかと聞かれれば、絶対に勧めない

このレビューはネタバレを含みます

2020年9月21日 アマプラで

・もちろん戦争映画である事は前提なのだが、それ以上にある種普遍的な組織の窮屈さと、そこからエスケープして行く事のあこがれを描いているように感じた。
・上からの指示や思惑によって振り回される独立愚連隊の面々がとんちを効かせることによってそこから逃げて行く様は痛快
・同時に直接敵からというより組織内の隠ぺいや勘ぐりによって殺されていく兵士たちの姿はとても悲しい
ヤグ

ヤグの感想・評価

3.9
【戦争したフリをして帰る日本兵と中国兵】

改めて岡本喜八監督のセンスに脱帽です。

戦争映画はシリアスに描かなければならないという常識を打ち破り、
とてもコミカルに描かれていて、嫌味が一切ない。
それなのに反戦メッセージもしっかりある。

特に愚連隊と中国兵とのやり取り。
「争うことの無意味さ」を笑いとともに映し出していて、
戦争の愚かさを喜八監督流に表現しています。

間違いなく彼は戦争喜劇の第一人者ですね!

ルール無視で暴れ回る愚連隊も最高です!
wada

wadaの感想・評価

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おもしろい…中国語台詞の多さと八路軍のキャラの良さ…今さら岡本喜八監督にハマりそう…
前作よりもさらに活劇が冴えており、かなり面白い。同時に、戦争の馬鹿馬鹿しさも描いている。
岡本喜八監督の才能、ここにあり!
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