にゃんこむ

friends もののけ島のナキのにゃんこむのレビュー・感想・評価

friends もののけ島のナキ(2011年製作の映画)
3.5
浜田廣介の児童文学『泣いた赤おに』をもとに、『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴監督が3DCGアニメに初挑戦。

完成したアニメーションに声を吹き込むのではなく、先に声優さんの声を収録し、その口の動きに合わせてアニメーションを作成しているので、リアリティがあります。

○かつて、もののけ達と人間は対立していた。争いは終焉を向え、人間に負けたもののけたちはその後200年ひっそりと暮らしていた。
ある日、もののけ島に迷い込んだ幼子のコタケ。赤鬼のナキと青鬼のグンジョーは仕方なく面倒を見るが、人間憎しのナキはコタケを認めなかった。一緒に暮らすうちに打ち解けていく二人だったが……。

コタケがとにかくかわいい。ちょこまかしていて、感情豊か。
ナキのぶっきらぼうなやさしさ、グンジョーの献身さが泣けます。

この作品を見ると、
ディズニーが『白雪姫』や『シンデレラ』を映像化したように、日本にある童話や児童文学を映像化して海外にもっと発信しても良いんじゃないかと思います。
個人的には『100万回生きた猫』とか見てみたいです。
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